籠(かご)の中の鳥

平成28年4月、縁あって青洲会が有料老人ホームを譲渡運営を始め、はや9ヶ月が過ぎようとしています。当初28名の入居者さまより多数の不安や要望を頂きました。その中のひとつに、「ここは籠の中の鳥やけん」との言葉。入居者のひとりが何気なく発した言葉に、入居者の考え方を変える機会を作ろうと考え「外に出られる機会・他者との交流の機会を作る」ことを実行しています。青洲会福岡地区には、粕屋町に通所サービスが4か所、志免町に2か所あり、機能訓練重視した事業所・レスパイトを重視した事業所・外出することを重視した事業所など、入居者に適すると思われる事業所を紹介し利用へと繋がっています。また、青洲の風デイサービスでは、アットホームな小規模事業所が特徴で、外部利用者の登録も7名となり入居者との交流も良い刺激になっています。しかしながら、まだ「介護保険上の外に出た」だけに過ぎません。今後の課題は、いかに地域の方々との交流機会を設けるか。直ぐに籠を取り払うことはできないにしても広げることはできます。そのためにも、入居者やその家族また地域の方々の知恵をかり、今を満足せず挑戦し続けて行こうと思います。平成28年12月15日現在、入居者39名。

青洲の風デイサービス 平野 整

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